【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第6週(11/5〜11/11)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第6週目(11/5-11/11)

 結果:体重減 1.7kg  累計(-11.05kg)

 順調に減り続けている。トータルで10kg減を突破。

 息抜きの意味で、適度に(結構?)酒は飲んでおり、一時的な増加はあるものの、今のところはレコーディングによるグリップが効いていて、なんとか右肩下がりのカーブを維持している。

 運動習慣(ウォーキング)も継続実施中で、 ほぼ毎日1駅歩いており、場合によっては+1駅、+2駅と伸ばしている。

 例の同伴ランナーのはずのダイエットプログラム側からは、前回報告の印刷ハガキ1枚だけ。電話もなし。ますます不審である。プログラムの中に本当に人がいるのだろうか?

 以前から悩ましかった、「低カロリー」か「低糖質」かについては、やはり「低カロリー」が正しいのではないかという結論に傾きつつある。

 「低糖質」は、結果的に「低カロリー」になるだけで、「低糖質」でも「高カロリー」であれば、痩せないのである。

 そして「低糖質」の何が問題かというと、「低糖質」のおやつ、などが結構コンビニでも市販されて、もてはやされている。

 「低糖質」だけを守れば、なんでも気にせず食べて痩せられる!みたいな。 しかし、例えば、低糖質の代表としてナッツ類の加工製品があるが、ナッツはかなりカロリーが高いのだ。

 要するに糖質とカロリーがコンフリク卜した場合、低糖質だけを選択すればよいという論理には矛盾が生じる。低糖質推進派は、この論点をあまり語ろうとせず、避けているように思える。

 結局、ここまでの私の経験では、食欲(あるいは空腹感)との闘い、自分とのバトルなのである。身も蓋もなく言ってしまうと、薬物依存みたいなもので、そこに負けたら終わりなのである。

 食欲の持つ量的拡大の側面を無視して、ただ低糖質だけを指標にしても良いことはない、というのが今のところの私の結論である。

  むしろ指標は唯一カロリーしかなく、糖質はカロリーの土俵の上で、脂質、糖質、たんぱく質いずれかを選択するかに迫られた場合の補助指標であるべきであろう。

 結局、ナッツをちびちび5粒くらい食べて「ああ、美味しい」なんてことはなくて、「美味いから、もっと食べたい」になるだけなのだ。

 「低糖質おやつを会社の引き出しに大量常備!」などと言っている人は、正直理解に苦しむ。

 「低糖質おやつを会社の引き出しに大量常備!して、それを見ることで安心して結局食べない」というならわかるが。

 今回食べて良かったもの:

 定番の「中野の都こんぶ」である。通常の赤箱ではなく、期間限定の袋入り。内容量は 60gで103kcal。素晴らしい低カロリー。

 しかも通常市販されている”赤箱”用の小カットではなく、コンブ片のサイズが大きいので、噛み応えもある。

 例の甘酸っぱい”魔法の粉”が、口腔内に満足感を与えると同時に、1回食べると食べた感が長持ちするので、内容量の減りも少ない。 一気食いしなくても満足感がある。

 これが本当のダイエットおやつであろう。思わずまとめ買いである。

【肉体の変化】

  • 10kg減量でも、首周りの肉はまだあるし、腹回りもまだ脂肪がある。まだ先は長い。
  • 少し歩く速度が速くなった気がする。
  • 寒さが厳しくなり、体温低めなので色々気を付けないと体調がおかしくなりそうな予感がある。

【メンタルの変化】

  • 独り言(主には「腹減った」「苦しい」)が多くなったような気がする。
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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第5週(10/29〜11/4)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第5週目(10/29-11/4)

 結果:体重減 2.85kg  累計 (-9.35kg)

 今週の体重減は、なんと2.85kgにもなった。一時的な変動成分もあるだろうが、もはや10kg減が視野に入ってきた。 気持ち悪いくらいに順調であるが、今のところ体調不良もなさそうだ。

 脂肪燃焼(脂肪動員)のメカニズムは、脂肪→加水分解→脂肪酸→CO2+H2O +エネルギーであり、最終的には二酸化炭素、水として代謝排出されて減量となる。よって、運動量増加に応じて体重減となる反応には、この位の時定数(遅れ)が必要なのあろうか(よくわからない)。

 運動習慣(ウォーキング)も毎日継続実施し、場合によっては距離を伸ばしたくなる(もう1駅お代わり)衝動も出てきており、良い感じの運動習慣化(若干の脅迫観念化)が定着しつつある。

 だが、油断は禁物である。

 最近の田代氏の例もあるように、ちょっとした心の隙間に、高カロリー食の誘惑が入り込んでくるのである(依存という意味で、同じにして良いのかは議論の余地があるが) 。

 まあ、アルコールや薬物の依存と違って、スリップした場合の”取返し”がある程度つくのが救いである。

 最近飲食したもので良かったのは、このミツカンの黒酢ドリンク。ゼロカロリーである。ブルーベリー味もあり、どちらも美味い。酸っぱさが体にいい感じ(実際にはわからないが)である。

 例の同伴ランナーのはずのプログラム側からは、本日ようやく1通目の葉書が。とはいえ味気ない印刷の定型文で、”人間が頭を使って書いた感じ”がまるでない。呑気に「目標達成おめでとうございます!」と書いてあるが、3か月の目標を1か月目で達成しちゃってることには何も触れていない。完全な機械の自動作業である。温もりが感じられないのだ。さすがにコストダウンしすぎではなかろうか。まあ、こうした怒りも、例の「怒りエネルギー変換」で体温上昇に有効に使わせてもらっている。

【肉体の変化】

  • ここへ来て久しぶりに会った人(2名)から「もしかして・・・痩せた?」と言われる経験が。ただ、日常的に顔を合わせている人たちからは何もなし(無関心)。
  • これでも顔の肉、首周りの肉はまだ「ある」。
  • カラダが軽くなった感は、どうやら今回はなさそうである。
  • 薄味に慣れたからか、味付けによっては「塩辛すぎて、まずい」という 今まであまり感じなかった味覚を感じるようになった。
  • 軽く風邪を引いてしまい、低栄養状態のため治りが明らかに遅い。

【メンタルの変化】

  • 食事管理と運動管理を徹底したためか、少し脅迫観念化しつつあり、「できないと焦る」気持ちが少し出てきた。 (それほどひどくはないが)
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【ダイエット】体脂肪率計の測定値とカロリー計算による脂肪減少値との差異についての考察

1.序論

 10/1から開始したダイエットは、目標を上回るペースで推移している。3か月で5kg減量に対して、1か月で6.5kg減量という好結果である。ただ、これも元々のベースラインがでかいことから、あまり凄い訳ではない(世の中のライザップ各位よりも、初期体重がでかいのだ。要するにガリガリガリクソンみたいな感じと思っていただければ(泣))。

 それはそれとして、三五八漬けダイエットだ何だと色々やっている最大の目的は、精神的な飢餓感を紛らわすために他ならない。要するに、何か”作業”をしていないと、精神が”腹へった”で充満してしまい、身動き取れなくなるのである。

 そんな背景もあって、今回も体重、体脂肪率をタニタの体重計で測定し、毎日記録するだけでなく、食べた食事や運動も記録してカロリー計算もするようにしている。ここまでしなくてもとも思うが、やはり何か記録という”作業”をしたい、という気持ちからなのであろう。

2.問題の提示

 そんな感じで1か月記録してきて、そのデータを整理してみると、ちょっとした疑問が湧いている。それは、

 ①体重計と体脂肪率で測定した結果から推定される、体脂肪の減少カーブ

 ②カロリー計算から計算される、体脂肪の減少カーブ

 この①と②に差異があり、その差異が単純に説明できないのである。

 今回は、この①②のデータを基に、その差異を説明する仮説を考察してみたい(そんなことをしないと気が紛れないでのある)。

3.測定結果および計算結果

 図1に、タニタの体重計による体重および体脂肪率の測定データを示す。体重計は、年齢・身長を入力する機能がある。測定は、夕食後、風呂に入る前、服装は一定という条件である。最初の日をゼロとした変化を示す。

図1 体重と体脂肪率の推移(初日をゼロとした差異の変化)

 図2に、測定からの体脂肪減少量とカロリー計算による体脂肪減少量の比較を示す。今回は食事および運動を全て記録し、できる限り正確にカロリーを記録した。折れ線グラフを作成するための計算式は以下の(1)(2)である。

図2 測定からの体脂肪減少量とカロリー計算による体脂肪減少量の比較
棒グラフは運動による消費カロリーの推移

 測定からの体脂肪減少[kg]=(初期体重[kg]×初期体脂肪率[%])-(その日の体重[kg]×その日の体脂肪率[%])・・・式(1)

 カロリー計算による体脂肪減少[kg]=昨日までの体脂肪減少の累計[kg]- (その日の基礎代謝量[kcal]-その日の摂取熱量[kcal]+その日の消費熱量[kcal])÷(脂肪1kg燃焼するために必要な熱量)・・・式(2)

 ここで、基礎代謝量は一定で2,000kcal、脂肪1kg燃焼するために必要な熱量は0.007kg/kcal(7g/kcal)とした。

 図2の折れ線グラフを比較すると、カロリー計算による体脂肪減少率よりも、測定からの体脂肪減少の方が減少として大きいことがわかる。本来の肉体のメカニズムからすると、脂肪燃焼による体重変化という代謝の時定数があるはずであり、両者のグラフが上下(経過日数で見ると進行方向)逆になるべきである。つまり、カロリー計算の見積が先行し、実際の体脂肪変化が追従すべきであるが、この結果では逆転している。

 更に測定による体脂肪率が持つ日々のバラツキを平均化するために、線形近似した直線を図2の点線に示した。この点線は、カロリー計算による体脂肪減少率にほぼ一定(約700g)のオフセットがあるように見える。

 この理由について、以下の仮説について考察してみたい。

4.仮説の提示

 仮説(A):カロリー消費が少な目に見積もられている

 仮説(B):体脂肪計測が多めに見積もられている

5.仮説の検討

 仮説 (A)の検討:

 式1のパラメータである、「脂肪1kg燃焼するために必要な熱量」については、オフセットではなくグラフの傾きに効くはずであり、この数値の変化が原因である可能性は低い(複雑な時間変化をしている可能性は捨てきれないが)。基礎代謝量も同様に傾きに効くので、可能性としては少なく、それに加えて今回のケースでは、カロリー計算の基礎代謝量が平均よりも大きい値である必要がある。棒グラフに示した程度の運動はしているものの、この運動量が基礎代謝を上昇させるためには時定数が必要である。何よりサンプル(私のこと)の特性(日頃から運動習慣なし、ほぼオフィスワーク)からすると、基礎代謝が平均以上であることは、ありえないと思われる。

 以上より、仮説(A)は可能性としては低いと考える。

 仮説(B)の検討:

 体重計の体脂肪率の測定原理は、体内の電気抵抗(インピーダンス)測定である。体内組織のうち、脂肪は電気抵抗が高く(電気を通しにくい)、水分や筋肉組織は電気抵抗が低い(電気を通しやすい)。これによって全体の体脂肪率を測定する。

 また、今回の測定で、実際より多めに脂肪を見積もっているということは、より大きい電気抵抗のオフセット成分が測定系に混入していることに相当する。この測定系において、ランダム成分ではなく、オフセット成分として現れる可能性のあるものは、「足裏皮膚と体重計電極の間の界面接触抵抗」である。

 当然のことながら、年齢を入力している体重計において、加齢による皮膚の乾燥など、こうした想定できる要素は内部計算に考慮されていると思われる。しかしながら、想定できない固有の要因である、足の皮膚のグローバルな物理形状の平均からの逸脱(扁平足とか)、ミクロ的な物理形状の平均からの逸脱、乾燥状態の平均からの逸脱などの要素が存在した結果により、界面に高抵抗な成分が存在していると考える。

 また、上記のうち、乾燥状態が影響として大きく効いているかどうかについては、風呂上りなどの測定条件を変化させた際の影響を調べることでより原因が絞り込めると思うが、本論では言及に止める。

6.結論

 ①体重計と体脂肪率で測定した結果から推定される、体脂肪の減少カーブ

 ②カロリー計算から計算される、体脂肪の減少カーブ

 この差異として現れたオフセット成分の原因は、足裏皮膚と体重計電極の間の界面接触抵抗に起因するものと結論する(だからどうした)。

 

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第4週(10/22〜10/28)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第4週目(10/22-10/28)

 結果:体重減 1.6kg 累計 (-6.5kg)

  体重減はまだ順調。早くも1か月にして、当初3か月目の目標の-5kgを達成。三五八漬けダイエット大成功か?

 とはいえ、ちょっとブレーキがかかってきた気がする。来るべきプラトー領域に対応するため、運動習慣(ウオーキング)は継続実施し、この期間内では何かしらの運動を毎日実行できた。なんだかんだで、ダイエット開始の10/1から、ここまでのウォーキング記録(一部記録漏れもあるが)による累計消費カロリーは6,740kcal。

 1gの脂肪を燃焼するために必要な熱量を7kcalと仮定すると、6,740÷7=962gとなり、運動だけで約1kg分の減少になったことになる。……結構頑張った割には、実りが少ないような気がする。ただカロリー計算をして食事制限を進めているが、結局運動もしないとダメなのも事実であるので、継続させる(習慣化させる)しかない。

 肉体的には完全に「慣れた」状態となったようで、初期の締めつけられるような肉体的空腹感の苦しみはない。その一方で、精神的な部分では払拭されず、この”精神的飢餓感”はたまらないものがある。

 精神的飢餓感は常にあり、何かしらの不足感として現れる。油断すると口から無意識に「腹減った」と声で出てしまうのである。

 これがあると、情報のinputがしづらい。読書や勉強などの集中が必要な能動的な入力に対する障壁になっているようだ。受動的なinputである映像視聴などは特に問題はないのだが。昔の人々は空腹の中で、良く勉強できたなあと感心している(余計なお世話)。

 その一方でoutputは、むしろ活性化されている気もする。いわば、妄想で空腹感を紛らわせることはできそうだ。つまり学問では腹は満たせず、妄想では見たせる、という変な状況になっている。

 最近食べたもので良かったのは、この「中華麺風のこんにゃく麺」。1パック22kcalで常温保存可能。

  冷やし中華ライクに食べるようにゴマダレも添付しているが、これに市販のつけ麺のスープなどを用いて「つけ麺」として食べてみた。確かにスープはイケる(当たり前)のだが、本来麺が持つべきパンチ(かん水麺のシコシコツルツル感やスープ絡み感)が今ひとつ欠けているので、若干パワー不足か。まあ、ざるうどんのように結構それらしい感は無いものの、低カロリーでつけ麺が食べられると思えば、これもアリではなかろうか。

 健康保険組合が外部依頼した3か月プログラムではあるが、毎日アプリには体重を記録しているものの、1か月を経過した現時点で、スタート時の面談以降、全くの音沙汰無しである。確か2回の電話面談、4回のハガキでフォローなんて資料には書いてあったが、1/3期間を経過して、いずれもゼロ。最初の1カ月が大事と言っておきながら、同伴している様子もなく、放置プレイをかまされている。健保組合だって、そこそこの委託費用を支払っているだろうに、なんともいい加減なものである。

 【肉体の変化】

  • イビキは小さくなった(ようだ)
  • 顔の肉、首周りの肉はまだ『ある」→元がデブだから・・・
  • 腹回りも相変わらず「あり」→元がデブだから・・・
  • カラダが軽くなった感もまだ無いが、従来悩まされていた土踏まずや踵の痛みが無くなった(体重減と関係あり?)

 【メンタルの変化】

  • 内省的であるが、何か話すときに口数が多く、説明的になった(今まで以上にクドくなったと不評)
  • 何か用事を作ってこなす衝動が大きくなった(あちこち動き回る衝動)。その点三五八漬けは、実験心もあり気を紛らわせるにに非常に良い。
  • ダイエットの習慣化が進んだ結果、低カロリー食事や運動に対する「脅迫観念」が生まれつつある。つまり、少しでも過食したり、運動をサボった場合の「焦り」、「罪悪感」が生ま れつつある。これが良いことなのか、それともマズイのかもう少し様子を見る必要がある。
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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第3週(10/15〜10/21)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第3週目(10/15-10/21)

 結果:体重減 1.5kg 累計(-4.9kg)

 体重減は順調、というか、早くも3か月目の目標の-5kgを達成間近である。 いくら元のベースがでかい(要するにデブ)とはいえ、ちょっとペース速すぎのような気がしてきた。

 ただ、いわゆる恒常性(ホメオスタシス)が効いてきており、経験上、そろそろ体重変化のプラトー(平坦)領域が訪れる頃であり、まだひと踏ん張り必要なのである。

 ちなみに体重測定結果は、毎日アプリに入れており、私が参加しているはずのプログラムで、管理サイドの人々もこの数値を監視しているはずであるが、今のところ何も反応が返ってこない。

 増える分にはいろいろ問題だが、減る分にはどうでも良いのであろうか。 なんか儲け主義の企業とズブズブな関係の、どこぞの監査法人を見ているようで、あまり気分の良いものではない。

 運動習慣も、なんとか通勤を利用しつつ、6日間ウォーキングを継続実施できている。

 飢餓感はまだちょっと「有る」状態で、完全に慣れたとは言い難い。この脳裏に常にある「腹減った」感が、一番きついのも事実である。

 生活で困ったことと言えば、ダイエットをしていない第三者との交流である。 先日、親戚の集まりがあり、老いた両親のいる実家へ行ったときのこと。

  ”ダイエットをしている”とは事前に伝えていたのにも関わらず、さすが老人、主に私のためにと、いつものパターンで大判ピザを注文しだしたのである。

 大食いの息子に良かれと思ってのことだが、今回ばかりは厳しい。

  さりとて、自分ひとりのために、親戚一同喜んでいるのに「それはやめてくれ」とも言えない苦しさ。

 まあ、こんなことも想定して、自分で食べる分の「こんにゃく麺」と「三五八漬けキュウリ」を実は持参してあったのだ。

 しかし、みんなで宅配ピザをワイワイ食べている中で、ひとり、こんにゃく麺・・・。

 しかも普段の私の食欲分も考慮して大量に頼んだピザが残り、ずっとテーブルにある状態・・・好意に申し訳ないが、今回ばかりは地獄絵図である。

 その後「晩御飯はうどんがあるけど」という追い打ちもくらったので、早々に退散したのであった。

 最近食べたもので良かったのは、この紀文の「糖質0g麺」。1パック18kcalなのもgood。

 あまりダイエット食特有のパサパサ感もない。普通に「ざるうどん」のようにして食べられる。

 今回購入した製品は要冷蔵で、ちょっと冷蔵庫のスペースを占めるのが難点か(常温保存品もあるらしい)。

 現時点は、初期のスパルタ期であるが、どこかで少しペースダウン&長期戦にしなくてはいけない。

【肉体の変化】

  • 上半身が少し萎びた感あり。ただ腹回りはあまり変化が見えない。重力でいうと、上の方から作用しているのであろうか。
  • 髪の毛が明らかに弱っている。これは由々しき問題である。

【メンタルの変化】

  • 内省、集中傾向は変わらず。
  • 空腹感を紛らわせる意味もあってか、今までであれば、もっぱら寝たりしていた「何もしない時間」を埋めるために動いて、雑事をしたくなる衝動が生まれだした。 (散歩、災害避難食の棚卸、灯油の買い置き、1週間分の買い出し、など)
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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第2週(10/8〜10/14)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第2週目(10/8-10/14)

 結果:体重減 1.7kg 累計(-3.4kg)

 順調に体重は減り続けている。既に今月の目標2.5kgは達成。

 食事制限だけでは心もとないので、この期間台風19号が来たが、それ以外の日で空き時間をみつけてウォーキングをするようにした。この期間で4回。ちょうど1駅歩くと3.5km、40分のコースがあり、習慣化しようと頑張っている(まだ習慣化してはいない)。

 だいぶ飢餓状態には慣れてきた。ひもじさは常時あるが、我慢の範囲内。

 もともとの蓄積大(要するにデブ)のためか、やはりこの程度の栄養不足では対して影響がないのかも。喜ぶべきなのだろうか。やはり現体重の%で効くとすれば、ハンデがあっても目標設定がユルユルだったのかもしれない。

 台風が去ったあと、結構気温が下がってきた。それに加え、栄養不足による体温低下で若干軽い冷え性になっており、指先がつめたく感じる。まあ、この程度は服装、布団で対応可能で、さらに熱めの風呂にじっくり浸かって温まることにした。

 2週間の肉体スパルタにより、ようやく私の肉体も観念して覚悟を決めたのか、守りモード(食物に期待しない)に入った感がある。メンタルは既に内省的なので、心身ともに守りモードで ある。ここから今度は代謝を上げていかないと、早晩行き詰まることも、これまでの経験からわかっているのだ。

 今回は、画期的システム「怒りのエネルギーの熱変換」を考案してみた。 端的に言うと、”低栄養状態による低体温、低代謝を、怒りによって解消するマインドフロー”である。

  1. 食事(カロリー)制限
  2. 飢餓感によるストレス増大
  3. このストレスを”なんで俺だけがこんな目にあうんだ”、”無責任にダイエットプランを進めたアイツとアイツを見返してやる”という”怒り”に変換
  4. 怒りにより、血圧上昇、体温上昇
  5. 低栄養における低体温と体温上昇が相殺、代謝も熱でアップ

というフローである(自己流なので真似しないでください)。

 3の怒りを利用するところがポイントである(別に威張ることではない)。

  怒りのエネルギーによって、栄養不足の体に体温上昇を生み出すという夢の永久機関並みのすばらしいアイディアであり、心のゴミを燃やしてエネルギーを発生させる廃棄物発電ともいえる(個人の勝手な妄想です)。

 また、1人でできて、余計なことを考えなくても良いような雑事(例:職場の定年慰労会の幹事、など)を引き受けることにより、少しでも飢餓感を紛らわせることもしており、これも今のところ、相乗効果になっている。イライラが発生したとしても、上記のフローにより低体温対策になるのである。

【肉体の変化】

  • ヒゲの伸びが明らかに遅くなった。
  • 肉体に痩せた実感はない。腹囲もベルトがわずか余裕が出たような、そうでないような(穴固定方式ではないため離散的に判定できない) 。
  • ニキビや肌荒れなどの発生なし。ひっかき傷の直りが少し遅いような気がする。
  • 頭髪も元気がない。事前に短髪にしていたので比較的目立たないが、 密度が薄そうで、顔はまだ丸いので、パイナップルみたいな滑稽なシルエットになっている。

【メンタルの変化】

  • 内省、集中傾向は変わらず。イライラはいつもと同じレベル(ダイエット前から常にイライラしていたので) 。
  • 怒りのベクトルの向きを体温上昇に使う(上述)のため、仕事上の理不尽な怒りを引きずらず、比較的平静。
  • 攻撃的ではなくなり、守りのモードに入った(上述)ため、”仕掛ける”ことはしなくなった。

 なお、個人の勝手な感想・妄想なので、くれぐれも真似しないでください。

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【目標;3ヶ月で-5kg】今回のダイエット基本戦略と第1週(10/1〜10/7)の結果報告

 10/1から開始しているダイエット(経緯)の基本戦略と、第1週目の結果を報告したい。

 ◇目標

 10/1から12/31までの3ヶ月で現状から5kg減

 ◇計画

 最初の1ヶ月がポイントだそうで、最初の1ヶ月で目標の半分を消化する。つまり、10月:2.5kg、11月:1.25kg、12月:1.25kgという計画配分にする。

 ◇基本戦略

 ①まずは食事制限(糖質制限+カロリー制限)を基本とする

  • 炭水化物(特にコメ、パン)は控える
  • 腹持ちを重視し、キュウリ、こんにゃく、豆腐を積極利用
     こんにゃく麺、こんにゃく粒の利用
  • 味覚への影響を考え、三五八漬けの徹底利用、ただし要検討事項あり(低糖質食材との組合せを検討)
  • 食事は記録し体重記録と合わせ、動機付けとする

 ②ただし、その場合、空腹感、飢餓感が常時発生し、継続性に影響が出ることを考慮して、お酒やデザート系は①を考慮する範囲で制限対象を緩くする

  • デザート系は、低糖質系のものを食べる。果物系は避ける
  • 酒もワイン、蒸留酒とし、ツマミ系もロカボ系とする

 ③無理しない範囲で、できるだけテキトーに運動する

  • 体重が重いので初期は無理しない
  • 通勤など空き時間のウォーキングから設定
  • ウォーキングも記録して動機付けにする

 ④お金や効率のことを(当面)思考の優先順位から下げる

  • ダイエット食品、購買欲など結構割高になる
  • 食べないから、経費削減と言うことはなく、むしろ経費は増える
  • それを気にしているとやっていけないのでこれは思考から外す

 こんな感じにしてみた(職業病)。

 10年くらい前にダイエットした際には、いわゆるダイエット食品などは少なく、ドラッグストアの片隅を探していたが、最近はダイエットビジネスが盛り上がり、コンビニや通販サイトなどで低糖質やローカロリーのものが簡単に入手できるので非常に助かっている。

 初期の最大のポイントは、やはりどうしようもない「飢餓感」「空腹感」による肉体面、メンタル面双方の不快さにいかに慣れるかであろう。

 胃袋さえ小さくなってしまえば、少量で満腹感も出るので、早めに肉体に”変化”と言うか”覚悟”、あるいは”諦念”を与える必要がある。

 すなわち”これからは今までのようなドカ食い栄養過多の状況にはならないのだ”、”これからは摂取される食料では無く、自分の皮下脂肪を燃焼させてエネルギー源としなくてはならないのだ”ということを、肉体自身(という言い方が正しいかどうかはわからないが)に言い含めて、納得してもらうことが重要になるのだ。

 脳みそはわかっていても、肉体というものは意外に言うことを聞かないのである。

 よって文字通り”カラダで分からせる”しかないのである。ちなみに、これは体罰ではない。サバイバルである。サバイバル環境にあることを肉体に早期に納得してもらう必要があるのだ。

 ということで無事にこのブログテーマの”サバイバル”とダイエットが綺麗に整合した(?)。

 とにかく、普段のストレスフルなサラリーマン仕事をしながらのダイエットであり、そこにさらにストレスを増やす訳で、色々と工夫が必要になる。

ダイエット1週間の記録:第1週目(10/1-10/7)

 結果:体重減 1.7kg (累計;1.7kg)

 順調である。ただし、これは今までの大食いで胃腸に溜まっていた食べ物のぶんが含まれているので、最初から脂肪が減ったわけでなないであろう。

 ウォーキングは休日に1時間40分、7kmほど長めのものを1回実施。これは”暇でしょうがない”=今までなら飲み食いしている時間を埋めるためである。

 食べ物は少しづつ減らしていき、飢餓感を高めた。毎日ほぼ常に「腹減った」と言うイメージが湧き、頭が一杯になるが、これは3日くらいがピークで、10/7あたりには慣れてきた(ただし無くなるわけではない)。

 こんにゃく麺セットや、ご飯ぽくなるこんにゃく米を通販で買ってみた。こんにゃく麺セットは、ラーメン風、パスタ風などバラエティがあるセットで、これは結構美味くて使える。しかし、こんにゃく米は、なかなか風味がきつくて、単体ではとてもご飯の代わりにはならないので一工夫必要かもしれない。

 実感としては、もともとの体重が重いので、体内脂肪のたくわえがあるのか、そう簡単にはSOSは出なそうである。

 水分は良く飲み、酒も飲んだ(2回)。ワイン、ハイボール。つまみは「ロカボナッツ」。チーズの塩辛さが、なかなかうまい。

【肉体の変化】

  • 食事後の体温上昇がなくなり、基本冷え気味。
  • 体温上昇低下にともない、抵抗力が落ちた感で少し喉痛くなる
  • むくみ傾向は今までから解消(特に指先)
  • 肉体が萎んだ感はない。痩せた実感ゼロ。軽量感もなし。
  • 下痢気味にはなる(水分多め、難消化物多めだからか)。 ガスによる腹部膨満感あり、オナラがよく出るようになった。
  • 胃袋が小さくなった感じもまだない(腹持ち重視のため)
  • 眠りの状態は特に変化なし

【メンタルの変化】

  • 集中傾向。内省的になる。周囲を気にしなくなる。 イライラはあまりない(怒る気力もないというのが正しい?)
  • 躁状態の抑制、どちらかと言うと今まで周囲のことまで気になり、色々話しかけるタイプであったが、これが無くなった
  • 何もしていない時間を直視せざるを得なくなり、何かしなくては、と言うような気になる(漬物で紛らわせている)
  • 思考能力、ビジネス遂行力に変化はない(と思っている)
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【レシピ紹介中】低糖質食材+三五八潰けという「三五八潰けダイエット」とは「あり」であろうか(結論なし)

 10/1からダイエットをしている。

 私は、食べること、飲むことは大好きで、人生の愉しみである。

 しかしその結果として、肥満、成人病リスクなどが発生し、 こうした状況に追い込まれることは仕方がない、と自分で納得はしている。そういう意味ではこれまでの食生活に後悔はしていない(偉そう)。また痩せたらガッツリいけば良いだけのことである。

 今回のダイエットの基本方針は、 栄養士さんと相談した結果、糖質制限としているので、御飯、パン、パスタ、ラーメン、うどん、蕎麦などはNGである。とはいえ、摂取ゼロにはできないので少量でチンマリと 食べることになる。

 何とも味気ないのである。

 これまでは、唐揚げと山盛り御飯とか、ラーチャー(ラーメン+チャーハン)とか、うどん+ヒレカツ丼 とか、”炭水化物のマルチプル”があたり前だったので、この喪失感はきつい。こうしてタイプしているだけでも誕が出てきている。

 結局「何か」で代替することを考えてしまう。

 生野菜ばかり食べていてもやはり味気ないのだ。

 炭水化物、特にコメのもつ旨味を補償する方法はないであろうか。

 そこで着目したのが、米、米麹で漬ける漬物「三五八漬け」である。

 関連記事:

 三五八漬け(さごはちづけ)に再チャレンジとその感想(追記あり)

 最近の三五八漬けの成功要因について、生産技術的観点から検討してみる

 クリームチーズとプロセスチーズの三五八漬けにトライ(追記:モッツアレラにもトライ→美味い)

 ここで、三五八潰けはダイエット食として「あり」なのか、「なし」なのかを考えてみたい。(ただし、この先読んでも結論は出ていないことを事前に宣言しておきます)。

 生野菜など、それだけは味気ないものに、一味つける意味で有効なのではないか。その一方で、それは栄養的に(ダイエット的に)どうなのか気になる。

 三五八漬けの”床”は、米、米麹、塩なので、糖質たっぷりである。

 しかし、食べる際にはその”床”は除去する。これを直接食べるわけではない。したがって、三五八漬けの素に表示されている指標は、可食分を含んでいないわけで、 厳密に言えば正しくないのだ。

 漬物の味付けのメカニズムは概略、以下のようであろう。

・野菜の持つ純粋な水分が、周囲の漬け床の塩分により、その濃度差による浸透圧で抜ける。

・逆に漬け床と野菜の発酵によるアミノ酸などの旨味成分と塩分が、濃度差により野菜の中へ染み込む

 このように、野菜の水分と、漬け床由来の発酵成分の交換(濃度均等化)が行われると理解している。

 では、この漬け床由来の野菜へ移動する発酵成分の栄養素、熱量(カロリー)が、ダイエット見地で見たとき、どうなのであろうか。

 ビタミンなどの栄養素は、ダイエットにおいて不足する要素であり、むしろ「とるべき」 であろう。

 しかし、旨味成分の一部をなす”甘味”は、感覚的にはいわゆる糖類由来のように思える。

 とすると、実は糖質ダイエット的にとって、実は逆効果になっている可能性がある。

 しかし、それも糖質の量によるであろう。総量として、多いのか少ないのか。

 つまり、三五八潰けにおける糖質制限ダイエット食としての論点は「そもそも三五八床自体は糖質のかたまりだが、そこで漬けられて素材に移動した成分に、糖質がどれほど含まれるのか」ということになる。

 要するに、周囲にふんだんな糖質があって、そのエキスを物理的に移動しているだけだとすれば、三五八床を直接摂取していることと何も変わらないことを恐れているのである。

 一つの仮説としては「日本酒」の糖質からの推定である。日本酒も発酵により作られた成分が旨味となっている。日本酒の糖質は、「日本食品標準成分表」によれば100gあたり、約4gである。従って、三五八漬けのエキスの糖質も同等と仮定し、キュウリ1本がちょうど約100gなので、キュウリの大半を占める水分が全て交換されたとしても糖質は4g程度と思われる。サイズに対して低糖質と言えるのではないだろうか(あくまで仮説です)。

 かように、現時点では明快な回答を持っていない。

 塩分取りすぎについては、ダイエット中だとカロリーの基本ベースラインが低いので、リスクとしては比較的低めと考えて良いであろう(勝手に)。ただ、この糖質問題だけは、モヤモヤした形で残っている。

 とはいうものの、プログラムはスタートしている。結果にはコミットしなくてはならない。見切り発車で三五八漬けの生産設備を増強し、さえないダイエット食に変化を与えるべく製造を開始してみた。

 ”低糖質食材+三五八漬け”というコンセプトである。

 ただ、これもさきほどの懸念があって、食材の低糖質を台無しにしている可能性が否定できない。以下の実際の感想も、低糖質を否定しそうな食感もあり、非常に危うい立脚点なのである。

①ヤングコーンの三五八潰け

 ヤングコーンは低糖質食材で0.33g/1本であり、さっそく水煮を手に入れて作ってみた。もともとの水分が多く、1日程度で味はついたが、水臭さがあり、あまり食材として の相性は良くなかった。

②うずらの卵の三五八潰け

 うずらの卵は糖質ゼロらしい。塩分なしの水煮を投入したが、素材に水分少なめなので味が染み込むまで、3日程度かかった。味にはコクが出て非常に良いが、何かカロリー高めな味になっている気がする。確かにうまいのだが、本当に大丈夫かと思える味なのだ。これで低糖質+低カロリーならベスト解になりうるが、何か微妙な気がする。要するに”うますぎる”ので、何か足元をすくわれる要素がありそうなのである。

③アボカドの三五八潰け

 アボカドも1.8g/個と、低糖質らしい。これはもともと相性が良いので、非常にうまい。ただ実が柔らかいので、製造が難しいのが難点である。ダイソーの豆腐保存用タッパーを利用してみたが、皮むきの段階で崩れが起こってしまい、なかなか難航している。

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④キュウリの三五八漬け

 低カロリーかつ低糖質(1.7g/100g)。これは腹持ちのために常に常備して、連続的に製造している。もともとの素材が低カロリーのため、沢山食べてもちょっとやそっとではインパクトがないと見ている(個人の解釈です)。ダイエット時の常備食で、1日1本くらいは食すようにしている(塩分が気になるが、そもそもの食事量も制限しているのでトー タルOKであろうと判断;個人の解釈です)。三五八漬けのコンディションによって、旨味や酸味(乳酸発酵)など日々の変化があり、なかなか飽きないのである。

⑤煮干しの三五八漬け

 ”食べる煮干し”も気を紛らわせるために結構食べているが、これを三五八漬けにしたらどうなるかとふと考え、実行してみた。これも、水分が戻って、複雑なコクのある味が追加され、かなりうまい。安定のうまさである。

⑥サラダチキンの三五八漬け

 ローソンで売っている低糖質(0.1g)のサラダチキン、プレーン味を漬け込んでみた。水分が少なめそうなので3日ほど漬け込んでみた。意外に水分が出てくる。味はと言うと、当然の旨さ。しかし水で洗うと、せっかくの締まった肉が水っぽくなるのが難点か。また煮干しでもそうだが、三五八床が動物性っぽくなるので、時々キュウリでリセットをする。

⑦大豆水煮の三五八漬け

 大豆水煮パックを用いて1週間漬け込んでみた。冷静に考えると、登場人物的には、ほぼ「味噌」であり、水洗いせず少々の床が付いている状態で食べてみる。”食べる味噌”のような風味で、これも非常にイケる。

⑧オクラの三五八漬け

 オクラはお湯で2分程度茹でて、ヘタをとった状態で、粗熱を取り漬け込む。

 旨いは旨いのだが、今一つパンチに欠ける。

 かように、生兵法のような気もするが、こんな感じで色々試すことで、味気ない食事から少しでも気を紛らわせている側面の方が大きいのかもしれない。とにかく、何かしていないとすぐに飢餓感に襲われるので、日常が大変である。

 結果であるが、もちろん三五八漬けだけの効果ではないものの、短期的にはダイエット成功。

 【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第13週(12/24〜12/31)の結果報告;とりあえずの3ヶ月の結果は三五八漬けダイエットで-18.6kg減!

  注記:色々書いているが、ほとんど個人の解釈・感想なので、読者各位にはくれぐれも注意いただきたい。

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【悲報】ダイエットをすることになった【目標:3ヶ月で-5kg】

 とうとうダイエットをすることになってしまった。

 できるかどうかはわからない。 

 定期健康診断で、肝機能とコレステロールが高い側の警報を叩く傾向があり、警報が出た翌年は少し気にしつつ生活するので、少し数値が改善される、という1年おきのサイクルを繰り返していた。 

 恒久対策はなされていないので、本質的な是正処置は実行されておらず、 軽故障のインターロックを解除してはチョコ停再発といった状況である(職業病)。 

 最近の医療費負担による影響により健康保険組合も業を煮やしたのか、 改善が見られない成人病予備軍のメンバーに半ば強制的に改善プログラムを受講させる、という荒業に出たのである。 

 私のそのメンバーに選ばれたわけである。光栄だ。

 まあ、他人のカネ(保険料のような気もする)で色々プログラムをやってもらえるのであるから、ありがたい(合掌しながら、棒読みで)。 

 でも、かつても似たようなケースで苦い経験があるのだ。なので、少々身構えている。 

 ちょうど10年前のこと。

 今回と同様に健康診断でひっかかり、会社の安全衛生室の産業保健師さんとの面談が設定された。

 同じように体質改善プログラムがあるので、参加せよ、という強めの指導であった。 

 当時はまだ真面目(?)だったこともあり、とりあえず参加することにした。 定期的に体重を記録し、面接する。時々食生活のアドバイスを受ける、といった感じだったと思う。 

 会社の仕事と同じで、数値化し目標を立てることで、それを管理しようとする思いが働く。なので比較的順調であった。 

 ただ、当時から酒を飲むことは好きで、飲み会は断らなかったので、 その際に「自分用にキープした豆腐サラダだけでハイボールをひたすら飲んでいた」という異常な光景を周囲に見せていたらしい。まあ、それだけ真面目だったのである。 

 結果は3か月で10kg体重が減少した。

  体重が軽くなると、ある瞬間に”体が軽くなる”のような経験もできた。 数値も改善されたが、とはいえ、それ以外のメリットはない。家人にもダイエット食をつきあわせ、コンニャクだ、卯の花だ、といった草食系メニューにした結果、家人の方がゲッソリやせて家庭内がぎくしゃくするというおまけつきである。

 まあ、良かった良かったということであるが、この話には苦い後日談がついている。 

 安全衛生関連のイントラネットで、今回の体質改善プログラムの結果を、安全衛生室が誇らしげに成果報告して いたのである。 

「今回の体質改善プログラムは、非常に成果が出た。参加者は5名で、その平均体重減少は5kgとなっており、昨年に比べて大幅に向上した。これも、今年の指導改善の結果が出たからだと思っている」

  ・・・あれれ? ボクの体重減少が10kgで、それより平均値が悪化しているということは、残りの人達って明らかに結果がショボいか、下手したら体重増えている奴がいるよね。

  ・・・この「成果」って、ひょっとして、ほとんどボク1人の成果では?

 という思いが瞬時に脳裏をよぎった。

 ・・・まあよろしい。 

 他人にふんどしを取られて、手柄を横取りされるのは慣れているのである(遠い目で)。 

 結局、プログラムが終了すると食生活は元通りになり、リバウンドのごとく体重は増加していった。 

 そして今に至る訳である。 

 そんなトラウマを感じつつ、再びのダイエットプログラムである。 

 今回面談した栄養士さんからは「御飯が好きみたいですね。炭水化物を控えてみましょう」というアドバイス。というか受け入れるしかない。いわゆる糖質制限というやつですな。 

 NGとなったものは、カレー、丼もの、ハンバーグ、パスタ、ピザなど。好物だらけである。お蕎麦と丼なんて 組み合わせはもってのほからしい。カレーはご飯+ルーの小麦粉でダブっているらしい。松屋のカレギュウを愛してきた私としては、暫しのお別れである。 

 くそう、と思うが、まあ、仕方ない。また痩せたら再会するだけのことである。

 コミットメントは3か月で3kg減量。 

 比較的緩やかなダイエット目標であり、炭水化物控えめ、食事を注意すればなんとかなりそうな感じであり、OK した。 

 今、一番の恐れは前回同様リバウンドである。 

 私も社会人なので、目標設定されたら何とか頑張る公算はある。しかも今回は比較的目標は緩い。 

 むしろ恐れているのは、その後のリバウンドである。 前回だって、リバウンドのことは全く相談に乗ってくれなかった。 

 指導する側は、そのプログラム内での成果を出すことが最優先な気持ちが見え見えなので、「それは痩せてから、考えましょう(ハート)」みたいな感じではぐらかされ、結局終わったら、その時点での成果を確定させたが最後、その後のフォローなんてないのである。先行逃げ切りである。 あの手この手の言い訳と残件対応という言葉で糊塗して装置検収を貰ったが最後、後は放置するどこかの装置メーカみたいだ(あれ?)。

 今回も二の舞は嫌なので、面談の際にも相談しようかと機会をうかがっていたが、 栄養士さんとしては、何より私にこのプログラムを承諾させることに注力している模様で、私が受諾した瞬間に「はい、終了です」と退出を促すありさま。 

 まあ、健康になる恩恵を受ける受益者は私であることは否定しない。アドバイスしてくれるだけでありがたいと思わなければいけないのであろう。 

 でも、その結果がうまくいった場合、それはそれでそちらの成果にもなるはずであることは前回の経験から知っている。ならば、お互い様の部分があるので、こちらの心配も払拭してほしいものだ。 

 10年前と違いスマホがあるので、スマホでアプリをダウンロードし、 そこに毎日体重を入れるシステムができていた。その結果は、指導する側も閲覧できるのでその結果を見て、色々アドバイスをしてくれるようだ。 

 ただ困ったのは、自分では現状の体重を入れられるが、不正しないように「目標体重」はシステム側、つまり指導側からしか入力できないようになっている。 

 その目標体重の数値は、今年はじめの健康診断の結果から、減量目標の3kgを引いたものが入っている。しかし、健康診断の時点から、現時点で更に体重が2kg増えてしまっているのである(泣)。これは不可抗力というしかない。 

 その結果、コミットメントは3か月で3kgではなく、3か月で5kgとなってしまった。 最初は楽勝と思っていたが、結構きつめになってきた。 

 このハンデ分はどうするのかが、早くも悩んでいる。システム側で何とかしてくれないものか。 

 ダイエットは10/1から開始した。計画とその結果はまた改めて報告したい。

 

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