大関ワンカップの”中島みゆきの歌ラベル”全6種類をコンプリートした

 古い話であるが、2月に期間限定発売された”大関ワンカップ大吟醸「中島みゆきの歌ラベル」”が気になっていた。

 中島みゆきとワンカップ・・・なんとも合う組合せ。そして6種類のラベルも、「糸」「悪女」「地上の星」「ファイト!」「命の別名」「時代」と名曲そろいのチョイスである。

 このようにラベルに歌詞の一部が表示されている。

 さらに。

 裏面側には歌詞が全て記載されているという凝りようである。

 まさにワンカップ片手に中島みゆきの歌が脳内に流れる。実に沁みいるのである。

 先日外出先のコンビニで奇跡的に全6種類を発見し、スポーツ新聞と一緒に購入し、その新聞紙にワンカップそれぞれを包んで家までハンドキャリーした。重かった。

 そして6種類を山本周五郎全集の前に並べてみる。これも中島みゆきと「合う」気がする(個人の感想です)。

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草津市のこだわり酒屋「タカツ酒店」で、店主さんオススメの滋賀県美富久酒造の「三連星 純米大吟醸」をゲット

 草津駅周辺を歩いている際に見つけた、何やら「アリそう」な酒屋。さらに近づくと、酒にこだわりのありそうな張り紙が大量にある。出張中で楽しみは部屋飲みしか無くなった昨今、入ってみる。

 店内の冷蔵庫には日本酒が大量にあるが、圧巻なのは紫外線保護フィルムに覆われている。これはなかなか期待が持てそうということで、店主の方に声をかける。

 滋賀県の酒を紹介してほしい、と依頼すると、そうすると「どんな日本酒がお好みですか?」とソムリエばりにチョイスをいただき、会話のやりとりの末に紹介してもらったのが、この「美富久酒造」の「三連星 純米大吟醸」である。野洲川の伏流水で仕込んだ逸品らしい。

 ホテルの部屋でいただく。適度な日本酒感が、非常にうまかった。ちなみに店主さんが教えてくれた「三連星」の由来は、ファーストガンダムの「黒い三連星」からしい。

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立ち飲み屋探訪:銀座1丁目駅「銀座君嶋屋」日本酒・焼酎・ワインの棚を巡りつつ、スタンディングバーのあるスタイリッシュな酒屋

 先日有楽町方面から東京駅方面を歩いていると、おしゃれな酒屋を発見。酒屋に併設された、スタンディングバーがある「銀座君嶋屋」に入店してみた。

 バーは11:00開店であり、日本酒、ビール、ワインなどが飲める。日本酒メニューが充実しているので注文してみた。つまみもある。

 レジでその都度事前精算方式で、セルフサービスになる。

 「会津娘 純米吟醸 花さくら」90mlで500円。つまみは「チーズ味噌漬け」300円。

 ちゃんと1人用の空間を確保する形で、こんな窓側から外を眺めつつお酒を飲むことができる。

 また日本酒やワインなどの販売もしているので、グラスをそのままに、店内のお酒をみても良いらしい。

 上記はワインの売り場。

 おしゃれな店内で思わず酒を購入したくなったが、帰宅までの荷物となるので今回は断念。有楽町駅からも十分徒歩で来ることができる明るい空間であった。

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山梨のワイナリーが作った”どぶろく”「山梨のこしひかり濁酒」(スズラン酒造)

 以前山梨方面に行った際にゲットした「どぶろく」がある。山梨の濁酒(どぶろく)である。

 ズズラン酒造は山梨のワイン酒造、ワイナリーであり、それが2017年から「どぶろく」生産に打って出たらしい(外部リンク)。

 で、早速購入して飲んでみた。アルコール度数は13.8%とワイン並みである。

 なかなかの白濁感。そして結構上品なコク。

 やはりうまい。ある意味ダイエットをしている低カロリーの体には、栄養が染み渡る効果もありそうだ。

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立ち飲み屋探訪:長津田駅「岸田屋酒店」酒屋に隣接する地酒メインの立ち飲みはセレクトされた日本酒がイケる

 長津田駅の北改札口から出てすぐのところにある酒屋「岸田屋酒店」に隣接する建物の中で日本酒立飲みをやっているということで行ってみた。

外部リンク:長津田に「日本酒立ち飲み店」限定開業 セレクト生原酒メインに

 カウンターがあり既に数名が飲んでいる。皆1人客の模様。

 お皿がありここにお金を置いてその都度清算のキャッシュオン。

 まずはビールで「赤星400円」から。大瓶がうれしい。ビールはエビス生と赤星のみで、あとは地酒がドリンクメニュー。アテはお惣菜が並んでいるので、まずはラッキョ300円をいただく。甘酢と塩があるらしく、甘酢をいただく。美味い。

 いよいよ日本酒を頼む段階である。冷蔵庫に日本酒が並んでいるが、地酒のメニュー一覧がある訳ではないようで、マスターとお話しすると「どんな感じが飲みたいか、価格はいくらくらいか言っていただければチョイスしますよ」というので、”旨口系の500円くらい”というアバウトなオーダー。価格も300円からというバラエティに富む。

 「長珍酒造のしんぶんし」(本当に新聞紙に包まれていた)をいただく。濃厚で美味い。最近はこんな原酒系が好きになってきた。

 つまみも3種盛り300円を追加。酒が進んでいく。チェイサーも自動的に用意してもらい万全である。

 あと1杯飲みたくなって、似たような感じで別のものを、と頼むと、今度は同じ長珍酒造の「純米吟醸 うすにごり」500円をいただく。やはり旨口濃厚で良い。

 ツマミはマグロうま煮300円を追加。美味い。なかなか酸っぱい梅干しが入っており、これで気つけをしてフィニッシュ。満足である。

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新潟小千谷市のどぶろく「新之助」(まるいち)がフルーティ、改め、水菓子の香りが漂うフレッシュさで美味い

 以前飲んだ、どぶろく「雪輝(ゆうき)」が最近新潟出張でも手に入らない。まあ、それほど真剣に探してはおらず、以前購入した長岡駅の「ぽんしゅ館」の売り場を覗く程度であるが。

 関連記事:【日本酒】新潟小千谷市の”どぶろく”「雪輝(ゆうき)」を飲んでみた【ご当地グルメ】

 そんな中、雪輝(ゆうき)の製造元(まるいち)のwebサイトを調べてみると、新製品が出ていることがわかった。魚沼産の米「新之助」を使ったどぶろくである。

米どころとして知られる魚沼で栽培した「新之助」は大粒で甘みのあるおいしいお米です。


仕込みには新潟県醸造試験場が独自に開発した酵母を使用し、 自然な甘みと、フルーティーな香りを表現いたしました。

まるいち HPより

 長岡駅徒歩5分くらいの「長岡コンベンション協会」で購入できる、というので行って購入。

 300mlと720mlを1本ずつ購入し、300mlは帰りの新幹線車中で飲んでみた。どろっとしているが、微発泡感もあり、りんごのようなフルーティな香りがある。フレッシュで飲みやすいが、度数は10度。普通より酔いがまわる。

 いや、ここはフルーティではなく、「みずかし」の香りというべきか。レモンハート第2巻のエピソードを思い出す。

古谷三敏「BARレモンハート」2巻「三峡の秘酒」より

 20年前に読んだ時には、”みずかし”がピンときていなかった。「水菓子」=果物のことなのである。wikipedia「果物」の孫引きであるが、その由来は、以下らしい。

青木直己『図説 和菓子の今昔』淡交社、2版、19-21頁。によれば、「水菓子」は、果物が菓子を意味していたことの名残り。果物や木の実は弥生時代以降の食料環境の変化に伴って食料から徐々に嗜好品としての側面が強くなり、長い年月をかけて「菓子」の一分野となった。「菓子」の字義からも果物などが菓子をさしていたことが解る。

Wikipedia「果物」の注釈より引用
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立ち飲み屋探訪:上野駅「魚草」アメ横の魚屋の軒先にある立ち飲みスペース

 上野駅からJR線路沿いをアメ横方向に歩き、商店街のガード下にある魚屋「魚草」に立ち飲みスペースがあり、いつも賑わっている。

 すぐ満員になるので入店できないケースもあったが、今回運よく入ることができた。

 奥に10人くらいでいっぱいのカウンターがあり、ここで酒が飲める。店員さんがいて、注文するとテキパキとさばいてくれるので狭さはあまり気にならない。支払いはその都度現金方式である。

 メニューはこんな感じ。1,000円で魚屋ならではのツマミと酒が飲める。

 牡蠣も捨てがたいが、ここは「本日の刺盛り」を注文。お酒はオススメの日本酒ということで岩手の「月の輪 純米生原酒」を注文。

 やってきた刺し盛りセット。月の輪は生原酒だけあってコクがあって濃厚。刺身とも良く合う。2杯目も月の輪として、ツマミの続きは、裏面メニューに「ドンコの肝和え」があったので、それを注文。

 なかなかのボリューム。そして肝がコッテリしていて、美味い。

 スペースが極小で限られており、少々忙しない感じではあるが、アメ横の喧騒の中で、刺身と日本酒を飲んでスパッとほろ酔いになれる面白い店である。

 店の壁には色紙が無造作にいくつかある。ぞんざいな貼り方に本物なのだろうか?若干悩むのである。


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【日本酒】たかちよ豊潤無塵 しぼりたて生原酒(高千代酒造)

「たかちよ豊潤無塵 扁平精米おりがらみ しぼりたて生原酒」(高千代酒造)を購入。

新潟県南魚沼市の酒造であり、「巻機(まきはた)」でも知られる。

正月の良きタイミングで飲むことに。

限定品である。

微発泡しており、コクがありうまい。

吟醸香はあまり強めではないが、これは晩酌に良い感じである。

生なので早めに飲みきりたいが難しいので、コツコツと飲んで行く所存である。

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【日本酒】にごり酒2種類「吉乃川 甘酒仕立て」と「菊水 五郎八」を飲んでみる

新潟出張も最近ではマンネリ化してきて、本日はビジネスホテルの部屋で一人飲みである。

先日飲んだ「どぶろく」がうまかったので、本日はにごり酒を2本購入してみた。

関連記事:【日本酒】新潟小千谷市の”どぶろく”「雪輝(ゆうき)」を飲んでみた【ご当地グルメ】

季節物なのか秋冬限定となっているものが多い。

「吉乃川 にごり酒 甘酒仕立て」(吉乃川酒造)である。アルコール度数は11%。

飲むとやはり甘いが、スッキリとした感じで口当たりよく飲める。

続いて「にごり酒 五郎八」(菊水酒造)である。これはにごり酒でありながら、アルコール度数は21%という高さ!

飲むとアルコール度数はあまり気にならない。

驚くことに、つまみとの相性が良い。

吉乃川では単独で飲むのが一番うまかったが、こちらはつまみと一緒に飲める。 

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【日本酒】地酒「澤乃井」の小沢酒造で奥多摩の自然に癒されながら利き酒でベロベロに(後編)

前編から続く

小澤酒造の利き酒コーナーである。

カウンターになっている。

本日のメニューはこんな感じ。

半合サイズの「お猪口」が渡され、これで飲む。

価格設定もさすがに酒屋直売なので非常にリーズナブル。

さらに、この「お猪口」は持ち帰りできるので、さらにお得である。そしてお代わりは100円引きである。

軽いツマミや水やお茶もあり、じっくり飲むことができる。

まずはこのポスター右にある「辛口にごり酒」をチョイス。

発酵が進んでいるためビンの王冠にガス抜き穴がある。

したがって横にして運べないという厳しさ。

買って帰りたかったが縦姿勢のまま輸送する自信がなく断念。まずは味を見てみることに。

やはり発泡していてうまい。辛口なのでスッキリしており、ちょっとドライな感じがある。

そして続いて小澤酒造の最高峰「大吟醸 鳳(こう)」である。

お代わりなので半合400円はこの価格を見てもコスパが良い。

飲んでみると、 ほのかな吟醸香がありバランスの良い酒である。

最後に生酛(きもと)造りの「元禄」を飲んでみることに。お代わりなので100円(安い)。

生酛造りとは、菊正宗のwebによれば

アルコールを造る酵母を育てる「酛」(酒母)を、水と米と米麹から、昔ながらの手作業で4週間かけて造り上げる、酒造りの原点と言える製法です。

こんな感じで、照りがあり、やや飴色である。江戸時代の日本酒はこのようなタイプだったようだ。

まさに飴のようなねっとりとした風味があり、やや甘めでうまい。

これは少し水で適量割るとうまいのではないかと思った(もともと日本酒は水で割るのが普通のため)。

気持ちの良い風景とうまい日本酒で、のんびりと過ごすことのできるスポットである。

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