相模原近辺にレトロ自販機があるらしい、という噂を聞いて訪ねて見た。
場所がわかりにくく迷った挙句に、日没となってしまった。写真が暗いのはご容赦いただきたい。
相模原市下溝にそのレトロ自販機スポット「中古タイヤ市場 相模原店 自販機コーナー」はひっそり建っていた。周りには店もなく、暗い。
自販機がずらっと並んでいる。向こうの方には溶接用と思われるガスボンベが。
昔高速道路のサービスエリアで見かけたようなレトロ自販機がある。
うどん・そば(天ぷらうどんとそば)、ラーメン(チャーシューメン)があった。
チャーシューメン(400円)を購入してみる。
カウントダウンが始まる。
なんと数字表示は、あの冷陰極放電管(ニキシー管 wikipedia)である。真空管の原理で、数字の形をした陰極周りにグロー放電ができることで数字表示する、LEDや液晶ができる前の昔懐かしい表示素子である。
参考記事(外部リンク):ニキシー管のできるまで(GIGAZINE)
調理時間を可視化することで顧客のイライラ感をなくすアイディアであり、当時としたらハイテク機器であった。
カウンドダウンが終了し、完成。プラスチック容器に入ったラーメンである。なかなかうまかった。
続いては
ハンバーガーとトーストである。このトーストが実は狙いだったのだが、あえなく売り切れとなっていた。
ハムチーズトーストとコンビーフトースト。どちらも300円。
よってハンバーガー(280円)を購入。再び60秒のカウントダウンが始まる。
パッケージに「写真はイメージです」と書いてあった意味がよくわかった(笑)。
見栄えはイマイチだが、味はうまかった。なぜかテリヤキバーガーであったが。
(追記:後日よく見ると、3つボタンがあり、左からハンバーガー、チーズバーガー、テリヤキバーガーと書いてあった)
その他、レトロでは無いが、缶入りラーメン、ジュース、お菓子、スナック、駄菓子、アイスなどの自販機があった。
↑サンガリアのジュース
上段には柿ピーのスナック缶、中段にはタイのジュース、下段には甘酒という不思議なラインナップ。
アイスの自販機
瓶のコーラ自販機。これは懐かしい。
ポップコーン
お菓子の中に何故か魚肉ソーセージが。
サンガリアのマニアックなジュースや、なぜかタイのよく分からないドリンクなどを購入してみた。これは別途報告したい。
とはいえ、この手のレトロものは結構興奮する。あれも、これもという感じで目移りし、もう少し落ち着いてゆっくり調べておけばよかった。
念願のトーストを購入するべく再度チャレンジする所存である。
追記: 別の日に行ってきました→相模原レトロ自販機スポットのリベンジ:念願のトーストをゲット