立ち飲み屋探訪:川崎駅「三島商店」地元密着角打ちの良好コスパとマスターの人柄にシビれる【オススメ】

川崎駅から歩いて30分。汗だくである。噂の角打ちの名店「三島商店」にたどり着いた。

遠くからも見える明かりと常連さんたち。なかなかの風景である。

前払い制である。

マスターが親切で対応が優しい。またキビキビ働いているので、見ていてすごく気持ちがよい。いわゆる店主、というような強面系ではなく、酔っ払いを優しく見守る、まさにマスターという雰囲気なのである。

ホッピーセットを注文したら「ホッピーはダブル?」と確認が。「はい」と答えると、こんな量の焼酎が。ダブル400円、シングル300円という破格の安さである。

ツマミも奥の方に乾き物や缶詰を中心に充実している。

魚肉ソーセージ(100円)はちゃんとビニールを切って渡してくれる親切さ。

角打ちの定番6Pチーズのバラ売りもやっていて、冷蔵庫で冷えている(60円)。

常連さんの飲んでいるものを観察してみると、結構ウィスキーの水割り(ビン入りのニッカ)を飲んでいる人が多かった。地元の名物なのだろうか。

常連はカウンターに小銭を置いて、黙っていてもマスターが飲み物を出して来る。

店の前に置かれた自転車の周りで仲良くだべっている感じで、マスターの温厚な人格とあいまって、非常に気分の良い店であった。

また行きたい。

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【つけ麺】立川駅の煮干しラーメン「青樹」のつけ麺大盛りを食べる

立川のパスポートセンターでパスポートの更新をして、その帰りに北口の煮干しラーメン「青樹」へ行ってみた。

昔は競輪と競馬の街で、駅の周辺もゴミゴミしていたが、すっかり様変わりしている。立川WINS近くのパチンコ屋で等価交換の一発台が沢山置いてある店があり、当然、釘はシメシメであったが、当時学生の私としてはギャンブル性の高さにシビれた記憶がある(結局、大当たりはしていない)。

12:00頃であったが問題なく座れて一安心。

つけ麺(850円)は大盛りまで無料、かつ、平日はライス無料だが、大盛りだけに留めておいた。最近つけ麺の大盛りの量の店による違いが大きく、初回は大人しく様子をみるに限る(でも大盛りは頼む)。

つけ麺大盛りが到着。これなら大丈夫(ニッコリ)。

スープは熱々で、猫舌+早食いの私としては嫌な予感がしたが、紙ナプキンがあったので装着。

煮干しラーメン、というだけあって魚介系の味が強いが、つけ麺としてはシンプルな感じである。コッテリ系のスープと太麺が良く絡んでいる。

最後にスープ割りがセルフで用意されており、煮干し出汁スープで割ってみた。

すると、コッテリのつけ麺スープが一気に上品なスープになった。

このスープ割は結構、今までのつけ麺による口中のこってり感を洗い流すような感じで、非常に良い味の変化であった。

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【近づくと機械が壊れる】パウリ効果に対する私の家庭のロバスト性との拮抗状態の検討

ノーベル賞を受賞した物理学者のパウリの名前を使ったジョークで「パウリ効果」というものがある。

これは、“その人が触れると(触れなくても近くにいるだけで)、機械が壊れる”というものである。

以下wikipedia(ヴオルフガング・パウリ)より引用。

パウリは実験が下手であり、よく実験装置を壊していた。その噂が広がると、パウリが実験装置の近くに いるだけで装置が壊れるという伝説が広がり、彼のこの奇妙な能力に対してパウリ効果という名称が付 けられていた。パウリ自身もこの評判を知っており、パウリ効果が現れるたびに喜んだ。

引用終わり

私も社会人になった頃に良くモノを壊していた。PCや実験装置など。

確かにガサツで雑なところは自覚していたのだが、支給されたばかりのPCのHDDが突然壊れる、交換してもらったらそのHDDも2,3 日で壊れるなどの事象があり、周りからも当時パウリ効果という言葉は知られていなかったが「あいつが触るとモノが壊れる」という伝説を立てられてしまった。

そのうち、上司のところへ報告する度に「今回は何を壊した?」と聞かれるお約束もできたりして、別にそれで怒られることは無かったが、正直気分はちょっと凹んでいた。

モノを壊すとその復旧時間が必要になる。壊したモノによっては他人を巻き込む場合もあり、特に社会人になったばかりの頃のガラスのハートには堪えるものがあった。

真剣に、自分の手のひらから特殊な電磁波のようなものが出ているのではないか、と思ったこともあった。

図々しくなった今にして思えば、その特性を生かして、メンテナンス部門に異動して次々と故障→修理 でアフターサービスビジネスの売上げ成績を伸ばせば良かったのかもしれない。

ただ翻って最近になると、あまりモノを壊したという経験が少なくなってきたようだ。

現場仕事や自分の手を動かす機会自体が少なくなったこともあるのだろうが、やはり不思議である。

生物的な意味で枯れてきたからであろうか。老化によって皮膚のインピーダンスが変化して、放出する電磁波の周波数が変わったのだろうか(オカルト)。

妥当な解釈としては、やはり新人時代にはその行動に不注意やムダが多いのでモノを壊しやすい、ということが考えられえる。

しかしながら、PCのHDDクラッシュなどは運任せのようなものもあるはずで、いまひとつ普遍性がない解釈である。

といった話を先日妻にしていたら、

「私も昔の職場でモノを壊すので、緯名が”クラッシャー”だった」と いう話を聞いた。

パウリ効果の二乗にもかかわらず、私の家庭はなんとか維持されており、我が家庭のロバスト性もなかなか堅牢であると認識した次第である。だからと言って何がどうという訳ではないが。

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立ち飲み屋探訪:本厚木駅「三百文」昔ながらの飲み屋風景で激烈に美味いネギトロで昇天寸前

本厚木駅も結構再開発が進んでいるのか、店が移動したり、無くなったりしている。最近ショックだったのは、南口駅前のビル改修で、「横浜らーめん壱八家」が移転したことである。

ここのコッテリ味噌ラーメンはうまかった。

そんなこんなで本厚木駅周辺を彷徨っていると、昔ながらの店を発見した。

入店するとコの字カウンターがあり、2人の店員さんがいる。

システムは前払いで、なおかつ食券によるカード方式である。

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この自動販売機で1単位390円のカードを購入する。飲み物やほとんどのツマミがカード1単位で、稀に2単位のものがある。

年季の入ったプラスチックのカード。

常連になると既にカードのまとめ買いをしているようだ。

まずはアジの刺身と酎ハイである。

常連が多く来る中、1単位が若干1人にとっては割高な感じを覚えつつ、最後と思いオススメの「ネギトロ」を頼んで、1口食べて、驚いた。

ものすごく、うまいのである。

全体にふんわりと空気が入っており、まるでシフォンケーキのような軽さで、同時にトロの脂も乗っている。甘みと旨味が混在している感じ。

味的には、かつて、初めてカワハギの肝を食べた時と同じような感動を味わった。おそらく、包丁でキメ細かに叩いて作ったと思われる手間を感じる。

あまりの美味さに、このネギトロで更に酎ハイをお代わりし、チビチビと感動しながら味わった。

おそるべきソフト、かつ、コッテリとした超美味なネギトロである。脳みそに直撃する旨さといおうか、食べながら次の来店での注文を決意する中毒性があるのであった。

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