新年早々、諸事情で傷病平癒の「お守り」を入手する必要に迫られた。世の中、いろいろなことがある。
時間と場所の事情から、午後に川崎大師へ向かう。しかし京急大師線の川崎大師駅に降りたったのは平日の18:00過ぎ。見切り発車で来たものの、まだお守りを頂けるのであろうか、不安になる。
いくら1月とはいえ、平日のこの時間帯だとメインの参道の店も軒並み閉まっており、人気もない。川崎大師駅から川崎大師までは結構歩く。これは明日にでも出直すべきであろうか、と逡巡する。
ここはひとまず作戦を練ろうかと、参道沿いにある、角打ちの高木屋酒店へ。常連さんと、老齢の店主夫妻?が賑やかに喋っている。
システムはキャッシュオン。
まずはビール中瓶。400円。大瓶だと450円だが、中瓶の美学というものがあるのだ(無根拠)。
ツマミはおでん。3品指定でき、400円。他にも、角打ちらしく、缶詰やスナックなどもある。
常連さんの会話に耳をすませると、地元民の模様。
この時間帯での、お守りの入手可能性について恐る恐る聞いてみたら「通常の授与所は18:00で閉まるが、お守りは、大本坊に行けば24時間買えます」という貴重な情報が。素晴らしい。
早速行こうとすると、事前に電話で確認するようにと電話番号まで教えてくれた。有り難い。
なので中瓶をおかわり(意味不明)。
常連さんにお礼をいい、立ち飲みを出てテクテク歩いて向かった川崎大師の境内は、たしかにひっそりとしていた。言われた通り別の建物である大本坊に向かい、インターホンを押して、無事お守りゲット。さすが救いを求めてくる人には手厚い対応であった。
立ち飲み屋の情報機能に助けてもらった。