ラズウェル細木『酒のほそ道』47巻を読んだ。
もはや作者の悪ノリとしか思えない岩間の恋愛エピソードであるが、今回は、松島さんとの二人飲みエピソードが前後編にわたって描かれる。
そしてまたしても岩間の心中名前連呼シーケンス(以前はかすみちゃんに同様のことをしていた)がある。
これまで逆光で伺えないことが多かった松島さんの瞳は、基本描かれており、なんとも感情が放出されているかのようである。
一進一退というか、ただの飲兵衛サラリーマンがここまでモテるというのも、全く絵柄・作風ともに類似していないが「島耕作」的な雰囲気すら漂わせてきた。
バレンタインエピソードではご丁寧に、”麗ちゃん”まで加えて妄想に浸る岩間。
本気で島耕作路線であろうか。
・・・作者の正気を疑うレベルになってきたが、これはこれで期待できる(嘘)。