2022年も明けてしまった。時間の経過するスピードはますます早くなってきた気がする。
サラリーマンの業務というものは線形的かつ古典物理学的なところがあって、ある程度点と点を繋げて線にすることさえできれば、惰性というのは言い過ぎだが、既存路線の延長で進めていける事が多いような気がする。
要するに計画を立てて、その進捗状況をチェックするのがメイン。その後は、いわゆるローリングという軌道修正が通常業務であって、計画そのもののゼロベース再構築といった状況は滅多に現れない。
今回は個人的に、その20年に一度ともいうべき転換期というべき非線形な状態に陥ってしまった。
まあそれならそれで折角の機会なのでやるしかないのだが、個人的な感情として「なんでボクが・・・」という思いはある。
やはりサラリーマンとしては不退転というか、退路を絶つようなことはしたくないのだ。だってそんなことをしなくても安穏と生きてきた人が周りに沢山いるんだし。
しかしながら状況の中で、今までの延長戦でなく、サラリーマンでもいわゆる「一発勝負」をする羽目になることもあるのだな、と覚悟したのが昨年。そして今年はいよいよ勝負する必要に迫られているのである。ルビコン川を渡ってしまったのである。
勝ち目は多分ない、というか過去の経験は活かせないので、わからないというのが正しいのか。
そんな状況の中で、ついにチップをベットすることになった。これが吸い込み方式の旧式パチスロなら確実性もあるし、コンチ4枚掛けかMUSASHIリール強制ストップのような裏ゴトが通用するならまだしも(通用しそうな気もするけど)、そんな世界でもないのである(そうでもないような気もするけど)。
そんなこんなで今年は残念ながら勝負をかけるしかない。とはいうものの、今のこの状況でこんな目にあう人間も限られているはずなので、何がしかの「経験」を掴み取れれば良いのであるが。