【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』41巻 なんと!エビちゃんと諏訪さんが

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 そのウンチクと主人公のごっちゃん体質がイマイチ気に入らないものの、習慣的に最新刊41巻を購入し、読んだらビックリ。

 なんとエビちゃんと諏訪いずみ君が、いい感じになっているではないか。

 クリスマスイブに腕組んだり、花嫁修行したりと。

 へえ〜、そうなんだ(遠い目で)。

 親戚の子供がいつの間にか結婚する年齢になって、突然の報告に驚かされたような気がした。

 だいたいp.122の顔が既に色気付いている表情ではないか。口調が「〜っス」で男勝りのキャラだったのに。

 え〜もしかして、既にそんな関係に?(下世話な表情で)

 ・・・まあ小篠くんという新たな舎弟キャラも出たし、エビちゃんも新たなステージに移行するということであろうか。

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 しかし相変わらず主人公岩間は、課長の天ぷらを狙ったり、ノドグロをゴチになってるのにも関わらず後から「課長はノドグロ初めてなのに、それを隠してた」なんて陰口を叩いたりして、外道な性格は全開である。

 高い金出して、挙句バカにされる課長は中間管理職の悲哀が漂うものの、作品世界でのカーストは常に低く描かれ、心底同情する。

 正直主人公のようなサラリーマンとしてはおそらく無能に近いであろう(何故なら飲むことしか考えてない)メンバーを組織して、彼らの飲み代となるべく給料を出すたために、会社としての利益を課長は必死に上げているはずで、そうした陰の苦労は決して描かれることはないであろう。

 最初の登場からして、鼻毛を出しながら、バーでニセウンチクを垂れるキャラで、課長に報われる日は来るのだろうか。

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