松屋のカレーが販売中止かもしれない、とモヤモヤする6月3日

 いつもの朝食のルーティーンをするべく松屋へ。毎朝食べているカレギュウ大盛りである。

 しかし自動販売機に違和感が。

 カレーのメニューがない(困惑)。

 よく見ると張り紙もある。

 カレーが販売休止。良く見るとすごく小さく「6/18まで」と書いてある。

 情報量が少ないが、一体何が起こったのか?

 推理してみると

 ①販売休止の後にメニューから削除というパターン:これは店舗で良くある。まずは什器とか機械のメンテナンス理由で休業として、結局廃業というパターンである。最近良くみる。店舗自体が終わってしまうということかもしれない。

 ②そもそもカレーが採算が取れていないから止めるパターン:選択と集中で牛丼1本に特化する戦略であろうか。人件費も高騰し、人手不足にもなっておりオペレーションへの負担軽減もありそうだ。しかし、これはないであろう。盛り付けにしても牛丼と並ぶ簡単さだし、客単価も良い。もっと言えば松屋のカレーは味が評判良いはずである。じゃあなんで?

 ③期間限定メニューのためにカレーを休止というパターン:一番ありそうだが、そうならそうで宣伝も一緒にするはずであろう。しかし店内にはそんな情報はない。ただカレーが2週間以上販売休止するというだけ。

 SNSの松屋公式でも6/3朝時点では平常運転で何も情報はない。

 こうなると、やはりカレギュウとの別れの時がきたのかもしれない。結局、食事も一期一会で、次の選択肢を探す機会がやってきたのかもしれない、と思いつつ錯乱して牛めし特盛を食べて胸焼けである。

 結果、6/3夜になって以下のような、呑気なテイストの公式ツイートが。

 どうやら③のようであるが、一期一会のBtoCビジネスで、消費者に①②のようなイメージを持たれ、一度は別れを覚悟されるというのは宣伝戦略としていかがなものであろうか。

おまけに6/18以降はしれっと何のアナウンスもなく、通常メニューに創業カレーを移行している始末。なんだかなぁ。

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新潟小千谷市のどぶろく「新之助」(まるいち)がフルーティ、改め、水菓子の香りが漂うフレッシュさで美味い

 以前飲んだ、どぶろく「雪輝(ゆうき)」が最近新潟出張でも手に入らない。まあ、それほど真剣に探してはおらず、以前購入した長岡駅の「ぽんしゅ館」の売り場を覗く程度であるが。

 関連記事:【日本酒】新潟小千谷市の”どぶろく”「雪輝(ゆうき)」を飲んでみた【ご当地グルメ】

 そんな中、雪輝(ゆうき)の製造元(まるいち)のwebサイトを調べてみると、新製品が出ていることがわかった。魚沼産の米「新之助」を使ったどぶろくである。

米どころとして知られる魚沼で栽培した「新之助」は大粒で甘みのあるおいしいお米です。


仕込みには新潟県醸造試験場が独自に開発した酵母を使用し、 自然な甘みと、フルーティーな香りを表現いたしました。

まるいち HPより

 長岡駅徒歩5分くらいの「長岡コンベンション協会」で購入できる、というので行って購入。

 300mlと720mlを1本ずつ購入し、300mlは帰りの新幹線車中で飲んでみた。どろっとしているが、微発泡感もあり、りんごのようなフルーティな香りがある。フレッシュで飲みやすいが、度数は10度。普通より酔いがまわる。

 いや、ここはフルーティではなく、「みずかし」の香りというべきか。レモンハート第2巻のエピソードを思い出す。

古谷三敏「BARレモンハート」2巻「三峡の秘酒」より

 20年前に読んだ時には、”みずかし”がピンときていなかった。「水菓子」=果物のことなのである。wikipedia「果物」の孫引きであるが、その由来は、以下らしい。

青木直己『図説 和菓子の今昔』淡交社、2版、19-21頁。によれば、「水菓子」は、果物が菓子を意味していたことの名残り。果物や木の実は弥生時代以降の食料環境の変化に伴って食料から徐々に嗜好品としての側面が強くなり、長い年月をかけて「菓子」の一分野となった。「菓子」の字義からも果物などが菓子をさしていたことが解る。

Wikipedia「果物」の注釈より引用
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