平塚のソウルフード”ラオシャン”系には、色々すったもんだがある模様で詳細は知らないが、とにかく2系統あるらしい。
漢字の「老郷(ラオシャン)」とカタカナの「花水ラオシャン」の2系統である。
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上記のように、駅前にある「老郷」は行ったことがあるが、「花水ラオシャン」は駅から離れており、なかなか行くことができなかった。
今回、たまたま平塚駅からバスで20分くらいある「花水ラオシャン 田村店」で昼食を食べることができた。
寒川からの県道44号線と、国道129号線に沿った旧道沿いが交差する田村十字路付近にある。このあたりは、ちょうど平塚駅と本厚木駅の中間地点あたりであろうか。ある意味、谷間のような雰囲気のあるちょっとディープな街並みなのである。
時刻は11時45分。店に入ると老人たち(もっとハッキリ言えばお婆さん軍団)が座敷で雑談している。「やってますか?」と尋ねるとおもむろに1人のおばあさんが立ち上がり、厨房へ。やっているらしい。
メニューは「老郷」のタンメンと餃子の一点勝負だけでなく、色々ある。わかめタンメン、野菜タンメン、チャーハン、ドライカレー、チキンライス、オムライス、餃子など。「老郷」では無かった大盛りもある。
老人の憩いの場になっているようで話がはずむ中、まずは「わかめタンメン 大盛り」650円を注文。
到着。で、でかい。麺は2倍くらいありそう。
味はラオシャンの名前同様に酢の利いたスープが良い。具はわかめと刻み玉ねぎだけと言うシンプルさ。老郷ではこれ以外にメンマがあったが、無くてもいい感じ。ラー油もテーブルにあり、味変もできる。「味が薄かったら言ってね」と言う一言があったが、ちょうど良い感じであった。
定番の柔らか麺の量がなかなかであったが、完食。うまかった。
夜は居酒屋にもなっているようで、面白い店である。