チェーン店ではあるが「らあめん花月嵐」の「豚そば銀次郎」はふつうに旨いと思う。
私は、花月嵐では暑いときは「豚そばつけ麺」、寒いときは「豚そば銀次郎」を頼むことがほとんどである。
豚骨と魚粉の混ざり合った複雑な味はなかなか飽きが来ないのである。
先日も外出先での昼食に大盛りとライスを頼んでしまった。チャーシューと玉子をライスに移し、更に刻みタマネギも事前にライスに移しておく。そしてラーメンを食べたのちに、スープを飲みつつ、ライスを食べるのがお気に入りのルーティーンである。
豚そばつけ麺の場合はこんな感じ。やはりライスを頼んでしまう。つけ麺の場合には、刻みタマネギをすくいやすいように、金属製の穴あきスプーンを用意してくれる店もある。
かれこれ9年前くらいに夜釣りに行ってボウズ(釣果ゼロ)の帰り道に初めて食べたのを記憶している。それから花月嵐ではこれ一本槍である。確かその頃は大盛りが出来なかったような。
メニューの入れ替わりが激しい花月嵐の中で、今に至るもメニューに残っているのは、ある意味私のような固定ファンが居るのだろう。
花月嵐Webでの豚そば銀次郎の紹介では
ラーメン史の流れの中で、醤油、味噌、塩、とんこつが登場し、その後、第五番目のカテゴリーとして生み出されたWスープ。この味はその複雑にして奥深い味のため、高い調理技術が必要とされる(略)当初は期間限定の予定であったが、余りの人気の高さから、そのままグランドメニューの仲間入りした異色の経歴を持つメニューである。
とある。
人によっては豚骨な甘みが嫌なのかもしれないが、私はむしろこの手の豚骨甘みは旨いので大歓迎である。
チェーン店は色々な駅近くにあるので、そこでこのような定番メニューを知っているとハズレを引かずにすむ。初めての土地でも安心なのであり、外出が多い仕事柄必要に迫られたささやかな知恵なのである。
2021.11 追記
いつの間にかメニューが進化しており、「肉増し」というメニューができていた。太麺が多いつけ麺であるが、この中細麺も非常にマッチしている。