私について

現時点の極私的喫茶店暫定1位「喫茶室ルノアール」と今は無き「談話室滝沢」の思い出


最近どうも落ち着く喫茶店が少なくなってきた。年寄りになってきたからだろうか、照明が暗い、空間的に落ち着かない、椅子の座り心地が悪いなどの作業環境が気になるようになってきた。

年波○ (寄り切り) ● 私

寄る年波である。

正直スタバやドトールは入りづらい。入るくらいなら、まだマックの方が割り切れる気がする。

その意味で昔存在した「談話室滝沢」は良かった。

ほぼ環境的には、高級オフィス(日本庭園もあった)のような状態で、椅子もゆったり、お見合いだってできるくらいのクオリティなのである。

その上従業員もサービスが行き届いており、非常に良かった。

料金は一律1,000円と高いが、居心地込みで考えれば十分であった。

が、もうなくなってしまった。

今でもこのビジネスモデルはありだと思うんだけど。

その点で最も「談話室滝沢」に近い位置にあるのが「喫茶室ルノアール」であろう。

ゆったりとしたソファ系の椅子があり、飲み物は高い(500-600円)が、「滝沢」ほどではない。

飲み物がなくなるとお茶のサービスがある。おしぼりも清潔かつボリューミー。Wifiも3時間無料で使える。非常に作業しやすいのである。

ぼけっとするには好適である。

ただ時々、パワハラ会話する上司部下、携帯会社にクレーム電話をかけるやつ、昨晩の合コンで携帯を無くし涙目で友達の携帯を使って行った先に電話をかけて探す女性、同伴出勤としか思えない雰囲気のカップル、などに取り巻かれると、きつい。

耳がいいのか、注意力がいいのか、単に聞き耳を立ててしまうのか、結構不要な情報が入ってくる。

携帯無くした女性は、何度も何度も「見つかったら自宅に電話してください!電話番号は……」とやってるから電話番号を記憶してしまったでは無いか。覚えたくないので、努力して忘れる苦労まで要した。

「談話室滝沢」無き後、方向性は2つあると思われる。

ホテルのラウンジにあるコーヒースペース。

ヤクザの密談で使われそう(風評被害)だが、ノンビリ感はある。しかし商談はできるが、作業はちときつい。

コワーキングスペース。いっそ作業に特化してしまえ、という訳だ。

でもこれは今のところなかなか無いし、一見さんオーケーも少ないであろう。冷静に考えるとカフェというより、オフィスに勤務してるのと余り変わらない気もする。

この中間点に何か新しいニーズがありそうな気がする(全く思い浮かばないけど)。

贅沢を言ってはキリ無いので、今のところルノアールが私の均衡点である。

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作成者: tankidesurvival

・男性 ・アラフィフ ・技術コンサルタント ・日本国内の出張が多い ・転職を経験している ・中島みゆきが好き ・古本屋が好き