今週は(も)疲れた。
どこでどう間違ったのかわからない。
ラオウの剛拳を受け損ねたのか、柳龍光の毒手が掠めたのか、まるで記憶がない。
とにかく手負いの火だるま状態であった。
助けも来ない。
危うきに近寄らずなのか、私のチワワのようなSOS視線は、あっさり黙殺され、外野観客席からの遠い声援しか聞こえてこない。
気付いたら、マウンドに登板、振り返れば守備は……誰もいない。よく見るとベンチに引き上げて野次を飛ばしている。よく聞くと何か相手チームを応援、いや、ピッチャーを直接的に野次ってる気もする。
まあよろしい。こんなことは慣れている。全員アウェイ上等である。
稲尾和久ばりである。神様仏様稲尾様である。
なんでこんなことになったんだろう。
なんか、東京裁判の法廷みたい。きゃ〜めっちゃパール判事なんですけど〜 む、虚しい。
結果現実界では、私が何故か1人デスマーチになってしまっている事実があるだけだ。
集中力を必要とする結構な量のデータ解析と、打合せを設定して合意形成するファシリの仕事をほぼパラレルかつ時間刻みで進めることになってしまった。
データ解析は、潜水のようなもので、集中力を高め一気にゴールまでやらないとまずい。途中で中断がきかないのだ。下手するとやり直しである。
そんな中でファシリという、相手があって、交渉して、気を使ってという仕事を平行するなんて、無茶だと思う。
自分の中の人格が内向と外向で分裂してしまいそうになる。
しかし、やるはめになってしまったからにはやるしかない。オマケに私の仕事が皆んなのボトルネックになるような状況である。
やるしかない。でも、さらに、インタラプトされる。
こんな時に、用も無いけど義理がある方の訪問があったり、電話がきたりして非常に苦しかった。昼ごはんも食べれなかったのである。
しかし、ついに止まない雨はない訳で、終わりは訪れた。先ほどデータ解析が終了した。スポーツ後のような清々しさである。
しかも出た結果が、結構面白い結果なので、これを知っているのが今のところ私だけという優越感もある。
仕事は基本的につまらないが、時々こうしたご褒美を貰えることがある。
ということで、立ち飲み屋でひとり慰労会である。