新潟出張が多くなっている。乗り換えなどの際に時間が余ると、近場のスーパーなどを回ったりして時間を潰している。
スーパーのフードコートにある「イタリアン」という謎の料理が前から気になっていた。
どうみてもスパゲッティミートソースのような雰囲気であるが、何故に「イタリアン」?という疑問が湧く。
メニューには、カレーやハンバーグのトッピングも充実している。
今回、長岡駅で時間が余ったので、ついに「フレンド」という店で売っている「イタリアン」を食してみることにした。大盛り480円である。
こんな感じ。食べてみると、麺が焼きそばである。焼きそばにミートソースがかかっている。味はあまり焼きそば部に塩辛さがないので、比較的サッパリしている。なかなかうまい。
wikipediaにも項目があった。題名も「イタリアン(新潟)」となっている。
イタリアンとは、新潟県中越地方・下越地方独自のファーストフード・ジャンクフードの一種である麺料理。カフェテリア型のチェーン店で販売されている。
(中略)
実態は、名前から想像されるスパゲティの類や、具にもやしやキャベツを用いた焼きそば・焼きうどんの類でもなく「洋風ソースかけ焼きそば」と表現すべきものである。原材料は焼きそば同様に蒸した中華麺である。
(中略)
新潟県民の中でも、とりわけ新潟市を中心とする下越地方と、長岡市を中心とする中越地方の在住者の間では長年にわたって浸透しており、中には県外に出て初めて「新潟だけの食べ物」と気付く者もいる程である。
引用終わり
といった形でまさに”新潟の名物”だったことがわかった。また、この「フレンド」もイタリアンのルーツの一つであることが記事内に記載されている。その意味では由緒正しい「イタリアン」を食べることができて満足であった。
何故にイタリアン?という名前については、発明者である三日月晴三が、以下のようなイメージで名付けたらしい。
大阪風の焼きそばをアレンジしたソース焼きそばに遭遇した。三日月はこれにヒントを得て、イタリアンスパゲティのイメージを取り入れ、(以下略)
引用終わり(wikipediaより)
wikipediaにあるように、「みかづき」と「フレンド」が双璧のようだ。どちらもウェブサイトでイタリアンの宣伝を活発にしている。
「みかづき」では
昭和35年に発売された みかづきのイタリアンが、57年の時を経て”おそらく”5000万食の販売数に達したであろうことを記念してキャンペーン
をやっている模様である。
「フレンド」では掲示板で社員がイタリアンとの出会いを熱く語っている。
一度目で「案外、ありかな?」
二度目で「うまいかも?」
三度目食べたら病みつきだ!
だそうである。私もそうなるのであろうか。
追記:後日の新潟出張で再度(二度目)の「イタリアン」である。
オムレツイタリアン(大盛り)。うまいかも。