小澤酒造の利き酒コーナーである。
カウンターになっている。
本日のメニューはこんな感じ。
半合サイズの「お猪口」が渡され、これで飲む。
価格設定もさすがに酒屋直売なので非常にリーズナブル。
さらに、この「お猪口」は持ち帰りできるので、さらにお得である。そしてお代わりは100円引きである。
軽いツマミや水やお茶もあり、じっくり飲むことができる。
まずはこのポスター右にある「辛口にごり酒」をチョイス。
発酵が進んでいるためビンの王冠にガス抜き穴がある。
したがって横にして運べないという厳しさ。
買って帰りたかったが縦姿勢のまま輸送する自信がなく断念。まずは味を見てみることに。
やはり発泡していてうまい。辛口なのでスッキリしており、ちょっとドライな感じがある。
そして続いて小澤酒造の最高峰「大吟醸 鳳(こう)」である。
お代わりなので半合400円はこの価格を見てもコスパが良い。
飲んでみると、 ほのかな吟醸香がありバランスの良い酒である。
最後に生酛(きもと)造りの「元禄」を飲んでみることに。お代わりなので100円(安い)。
生酛造りとは、菊正宗のwebによれば
アルコールを造る酵母を育てる「酛」(酒母)を、水と米と米麹から、昔ながらの手作業で4週間かけて造り上げる、酒造りの原点と言える製法です。
こんな感じで、照りがあり、やや飴色である。江戸時代の日本酒はこのようなタイプだったようだ。
まさに飴のようなねっとりとした風味があり、やや甘めでうまい。
これは少し水で適量割るとうまいのではないかと思った(もともと日本酒は水で割るのが普通のため)。
気持ちの良い風景とうまい日本酒で、のんびりと過ごすことのできるスポットである。